2009年より始まった 倉敷天領寿司!
2010年春夏バージョン 始まりました♪
たまたま お得先でもある 「のだ初」の卵専門店である
「うぶこっこ家」でも 天領寿司を取り扱うとお聞きして
いたので 早速 出前??していただきました。
本来は 店舗で予約で注文するらしいのですが
知らない私は 出前を頼んでしまいました ((+_+))
卵屋さんらしく 味の濃い卵をたっぷりと使った「天領寿司」
若いお客様も多いのでしょうか アボガドとチーズを生ハムで
巻いたものや、地元のタコのマリネなど とっても可愛い♪
デザートの自慢の卵プリンもとっても美味しかったです。
店舗で 予約販売 デザート付 1050円
今年は 備後屋さんの天領寿司も食べました。我が家自慢の
多い玉島で 一味変わったこだわりの天領寿司をいただくのも
嬉しいものですね。
このほか 玉島地区では 「味処 蔵」「Tavem 本将」と
4店舗で展開されています。
--------------------天領寿司とは----------------
『倉敷の祭り寿司』は、天領であったこの地の商家の旦那衆が、
近隣や知人を祭りの日に自宅に招いて、見栄いっぱいの寿司を振舞った。
それも最上級の素材を揃えて競い合ったとも言われています。
恐らくその食膳の後ろには自慢の屏風が飾られていて、
これ又見栄の張合い合戦になったのではないかとも思われます。
祭りの日にしか食べることのできない「最高の酒の肴」として
饗応されたという説もあるとか?
市内でも、各地・各家庭で作り方や混ぜ込む材料は微妙に違い、
地方の味・家庭の味として受け継がれてきています。
我が家の寿司は「これとこれと、この具は絶対に入れる…
作り方はこうやって作る」など『見栄自慢寿司』であり
『おすそ分け寿司』なのかも知れません。
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さて 玉島では 「ばら寿司」と呼ばれています。
五目寿司やちらし寿司とさて どう違うのか?
ちらし寿司は大きくは、2つに分けることができるといわれます。
「具をのせるちらし寿司」と「具を混ぜるちらし寿司」です
玉島の「ばら寿司」は両方を兼ねています。 いろいろと
家庭によって作り方は違うと思いますが 私の場合は祖母から
伝え聞いた味を今でも引き継いで作っています。
もちろん 季節の具財はすべて別々に火を入れます。
味の濃い順番に味をつけていきますが ご飯に混ぜる具も
ご飯の上にはる具と同じだけ 細かく刻んでいれています。
しかし たとえば 干椎茸は軸の部分を細かく切ったり、
穴子は尻尾の部分・海老は こ海老を使います。
筍も固い部分を細かく切って 混ぜ込みます。
牛蒡やレンコン・人参・干瓢などは色をつけずに味付けします。
ご飯に混ぜる具だけでも 10品以上はあります。
ちょっと混ぜる具が少ないと 文句を言われます。
その上で またご飯の上にはご飯が見えないくらいの具を
乗せますが 酢〆など 生モノをのせることはあまりありません。
岡山弁に「温かい」ということを 「ぬくい」と言います。
寒い冬などには このばら寿司を蒸篭で蒸し 温かい寿司にし
「ぬく寿司」といいます。
春はばら寿司の具財がもっとも多い季節です。
筍や蕗・木の芽・な花など たっぷりのお野菜も入ります。
それから大事なのが 酢をご飯にあわせる時です。
酢飯は混ぜると言わず 切ると言います。 木の桶(寿司桶)で
少し固めにたいたご飯に混ぜます。 具を合わすときは ひと肌に
覚めてから混ぜます。 熱いものと冷たいものを一緒にして
しまうと 腐る原因にもなりますので 注意!
どうぞ チャンレジしてみてくださいね。
ご家庭で受け継ぐ おふくろの味 何ですか
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