最近 黄ニラがひそかなブームになっている
ネットの"Twitter"で 「黄ニラブロジェクト」
なるものが盛りあがりを見せている。
このプロジェクトがなにものなのかはちょっと
不明なのですが 要は全国に黄ニラを広めたい!と
いう気持ちのようです。
先日の人気料理番組中うちごはん」でも
「黄ニラ」を使った”二度美味しい白と赤の
キムチ鍋”が紹介されていた。
岡山人でも なかなか日頃毎日食べてますと
いうような野菜ではありませんが、県外の
方にとってはとても高級食材のようです。
野菜と言えば 今日笠岡干拓地内にある
「JAカサヤ笠岡営農センター」にお邪魔した。
仕事で人参を買い付けに行ったのです。
実は今年は九州の人参が大豊作で 笠岡干拓地も
豊作でした。 めでたい”めでたい”・・・とは
いかないんです。 市場では大量の人参が出荷
されれば値崩れを起こします。
そうなると荷は売れ残り 生産者は出荷できなく
なります。 畑でよく熟した人参は完熟して
しまい、抜くとぱりっと割れてしまいます。
こうなると ニンジンとしての商品価値は
秀品から良品・外品へと落ちます。
良い商品が安いのですから 良品を市場には出荷
できなくなり 冷蔵庫で残るという訳です。
干拓の人参は本当に甘くって ジュースにされる
方は はちみつやリンゴも何も入れずにでも
飲めると地元では大好評なんですよ♪
ニーズとウォンツの定義ではありませんが、
どうでしょう? 消費者が欲しがっているもの?と
提供者によって作り出されるもの どっちなのでしょう?
「みにくいやさいの子」として 地産地商の
青果物を県南を中心に販売していますが この
人参も 生産者の声として「help!」のPOPと
共に販売カ所でお知らせさせていただきます。
今回は人参の現在の様子を書いていますが
年中 青果物はこのような状態になっている
商品も多々あるということを是非覚えていて
欲しいって 思います。
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