さて おでん 庶民の味のあの「おでん」! 語源の由来・・おでん」という言葉は煮込み田楽の愛称で、御田と書いていました。 このおでんを≪玉島の名物≫にしたいと思ったのは そう秋の事!事の始まりは倉敷市役所玉島支所産業課のメンバーにアイディアである。 日ごろから行政の立場で町つくりに非常に熱心な産業課の方々は なんと玉島の新しい「おでん」まで作ろうと決意したのであ~る! そこで 相談に乗ったのが玉島おかみさん会! 自画自賛ながら玉島の名物を作ってきた。中々の出来栄えに加え、コンサルタントにも頼らず パッケージやコンセプト、営業まで行ってきたのだ。いまでは3商品(良寛ゆかりのしのうどん・玉桃ジュレ・倉敷アイスクリーム)に加え、イベントでの販売商品(しの巻寿司・おかみの雛弁当)そして 地産地消の「玉椀」!まずまずであろうか。。。。 さて 「玉島おでん」は 地産地消で本来ならば作りたかったのだが、今までの経験で地産地消で食材を年間通じて集めるには無理がある。そこで 玉島の歴史と文化に基づいた商品作りとなった。 昔から 千石船の往来や高瀬舟で流通の拠点として玉島港は栄えてきた。いまでは玉島ハーバーアイランド・E/F地区を拠点のしての整備が進められている。 練物、水産加工業がある。 養鶏業者が多い。昔より大根の産地である。 などの理由により玉島の新たなおでんを作ろうと決意したのである。 そして 出来たのが 上記の写真のおでんである。玉島らしくすべての具材が丸い。写真では焼き印は練り製品に書いてあるが 本来は「卵」に焼き印を押す予定だ。 そして おでんといえば出汁! 昔より玉島は海に近い事もあり、ハゼを焼き干して 正月には雑煮の出汁をとっていた。出汁がでた後の ハゼをネギを入れて甘く煮たものが子供のころは好きだった。 だか・・・いまではハゼそのものを魚やで見ることもなく、ましてやハゼを焼いてくれる店は 私の知ってる限りでは1軒しかない。 仕方なく、干し椎茸と昆布で出汁を取る。 おでんの具は 早速丸い練り製品を加工業者に聞いてみると! あるではないか! そして 養鶏業者に鳥の団子と卵を依頼! おでんの好きな具はと聞いて 卵・大根・こんにゃくなどある。 ちくわぶや生麩は岡山ではあまりいれないし、生のはんぺんもあまり使わない。人気のこんにゃくは美星町の生産者にお願いして 小さい丸こんにゃくを作ってもらった。大根は地元産である。 そして 巾着の中身! 餅も良いがさて・・・しのうどんを入れるとどうなのか? 近いうちに試してみよう。 こうやって 初めての「玉島おでん」は 2月28日玉島雛づくし前夜祭で皆様の前に初お目見えする訳だが、これだけでは 玉島の新しい食べ物とはならない! 現段階では おかみと産業課のメンバーだけではただのイベントの人集めになりかねないが 商工会議所などに話を持ちかけ 取組をしてほしいと打診している。 そして 1年後には2~3店舗で玉島おでんを扱う店舗ができるようこれからも改良を加え、そして大事なのが 基本の形を作る事だ。 和を持ち 輪を広げ 翡翠の如く貴賓高い「ぎょく(玉)」でありたい おかみの店舗名「WAON和音」の名前のように それぞれの音が美しく響き合って和音となるよう 玉島おかみのお仲間にして頂ければ幸いです 2月28日 玉島港旧水門付近 スタンプラリー引換本部にて 玉島おでん!初販売開始です! 大勢の方に食べてもらい 忌憚のないご意見を兆代しながら 改良を加え、新たな玉島の名物となるよう頑張ろう!応援よろしくお願いします。 |
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