携帯電話での写真ですので 少し画像が悪いですが 10月4日 新見のおかみさん会 「備中繁盛稲荷 高瀬舟」完成です! 4日には 地元のメディア・行政・地元の協力者など集めて 試食会・ご意見会が盛大に開かれました
2006年に9月に初めて 玉島おかみさん会から 「新見でも地元の食材をつかったお弁当を作ってみないですか!」の投げかけに 完成した商品です。
新見といえば・・・・
千屋牛! 山菜! 川魚! 五穀 などありますが 今回は玉島とのコラボレーションという事もあり 商品コンセプトでもある 昔の交流の復活の意味もこめて 「高瀬舟」。 そして 新見といえばやはり 稲荷寿司だそうです。昔は 揚げで包んだ稲荷寿司を干瓢で巻いていたそうです。
1)五穀米稲荷寿司 2)黒豆の入った稲荷寿司 3)千屋牛のそぼろ稲荷寿司の3種と 干したずいきの甘酢がついています。
そして まず一番感動したのが しおりです。以下 しおりを抜粋して書かせていただきます。
―――――――――高瀬船のこと―――――――――――
その昔備中国は中世から、高梁川で結ばれ、川の経路による文化、経済の交流が盛んであり、その主役が「高瀬舟」でありました。往路は、源流の里「新見」の特産品であったタタラ鉄、木炭、和紙、野方一帯で収穫される五穀、そして広陵たる千屋草原の放牧牛等が積荷のメインでした。
復路は、織物、加工品、塩干物、宝飾品等を満載し、正に宝船の如き様子が、旧家船指役井上家にある積荷取りまとめ書にしたためてあり、時には、大名や花嫁の華船にもなった記録が今も保存されています。
船着場から「三味線横丁」と呼ばれた界隈、料亭「松葉」の通りは、往時のにぎわいを彷彿とさせる「街の風情」があり、江戸、明治、大正、昭和から平成に至る「新見の象徴」でもあります。
今、歴史の検証と未来へ継承する「大池邸」を拠点として「古くて新しい新見の再発見」大プロジェクトが動いており、私達も一生懸命知恵を集めています。
・・・・・備中国 繁盛稲荷「高瀬舟」おしな書き・・・・・
里山の清流で作られた大豆揚げを俵に四季の彩りを凝縮した五穀〈白米・黒米・あわ・きび・ムギ〉を詰め込みました。特産のタタラ鉄を黒大豆に表し、マメ(元気)をトッピングしています。
全国ブランドで知名度の高い千屋牛を積めて 満腹俵に仕上げました。容器・乾物は抗菌性の高い在来の竹皮、青笹を使い、高瀬舟の通いみちを囲む山郷の産物を、昔風の味付けでまとめております。
高梁川でご縁を結ぶ「新見」「玉島」おかみさん会共同企画による「繁盛寿司」を備中国の歴史、文化を育み、経済を流通させた「高瀬舟」に積み、私達の元気を追い風に次世代に届けます。昔のまんまの「おいなりさん」を丸ごとかぶり「新見」の末永い繁盛を夢みていただきますよう願っています。 敬白
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同じ備中地域とはいえ 新見とのコラボレーションは難しいものです。 備中地域には 笠岡市・浅口市・倉敷市・総社市・高梁市・そして新見市です。昔のお話を聞くと 高梁川を高瀬舟に乗って お嫁入りした方もいるとか・・・・
まだまだ 互いの歴史を紐解き それぞれの文化の交流や食のコラボレーションで繋がっていきたいと思います。
県下や全国でも珍しいと思いますが 地域を広げ 食の豊かさを広め、どんどん備中地域をPRしていきたいと思います。
現在 備中地域のお弁当
笠岡 島弁 玉島 備中巻寿司 新見 備中繁盛稲荷 高瀬舟
10月20日には岡山空港で 「自然のめぐみフェア」が開催されます。 島弁・備中巻寿司など販売します。
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