花の色はうつりにけりないたづらに、我が身世にふるながめせしまに (小野小町の下に九十九夜通いつづけた深草少将を偲んではまってしまうと 小野小町の歌にもあるが 新町こまち・・・まさしく 「小野小町」から命名したらしい 昨年 町並み保存地区で商売をしているおかみさん達が 自分たちも雛づくしでと空いている店舗をかりて雛を飾り、接待をした。 それがそれが とても楽しかったと今年は自主的に 仲良しのグループを募り 「新町こまち」を発足したのです。打ちあわせに合流した 玉島おかみのメンバーは 「もう熱い!熱い!」と 閉口するほどである。 勿論 新町こまちも今まで間接的ながらにも 町つくりには関わってきたベテラン揃い!玉島おかみの出る幕などありはしないが 今まで玉島に活力と頑張ってきた玉島おかみさん会も最近では 周りから活力を与えてもらっているようだ。 今年は 昨年暮れ頃から計画を立て、新町にある「中野商店」の店をお借りして、自宅の雛を集め 飾る。それだけではない! 茶席もしてくださるとの事。また 新町は現在では殆どが民家になっているので食事をする場所がないということで 自分たちで自慢の料理を作って なんと2階まで使って 食事処をするというのだ。 当日は おこわ・稲荷寿司・手作り漬物など ご自慢の料理が並ぶ事だろう。メンバーの中の安藤嘉助商店では イノシシと黄ニラを使った玉椀を販売するが すぐ近くの「新町こまち」の店にて座って食べる事も 快くお引受けいただいている。 また 当日はそれぞれの仕事でもある商品などの販売もある。手作りのキルティングの袋を見せていただいたが さすがプロである。古布で作ってあり 丈夫なそして 女性ならではの使い勝手の良いバックが出来あがっていた。 そして 今回のテーマ「和をたしなむ」 新町こまちが全員着物での参加だそうた。 玉島の町が 人が 自分たちも心から楽しみ この2日間を盛り上げてくれる まさに 「玉島流」である。 もともと 町つくりの力を持った方々が 雛づくしをキッカケにして 心の奥底に潜んでいた熱い力を出してくる。 自分達で考え、資金調達をし、行動する 玉島おかみさん会もウカウカしていられない そんな気持ちになる。 新町こまち 時を忘れ、知らないうちにおばあさん(おじいさん)になってしまう!まさに 【花の色はうつりにけりないたづらに、我が身世にふるながめせしまに】である |
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